フランスワーキングホリデービザを却下されないために④
こんにちは!shihocologieです
わたしはフランスのワーキングホリデービザをなんと!過去3度!却下されました。。。
理由を知りたくて色々リサーチしてみたけれど、ネットにはビザを発給された人の情報ばかり。。
わたしの失敗談を通して、これから申請する人の役に立てば!!と思います。
今回は私の申請書類の失敗例とそこから予想される注意点(志望動機作文+履歴書部分)を書いていきます!
フランスワーキングホリデービザを却下されないために① - C’est la vie!!これが人生‼︎NZland / Canada
フランスワーキングホリデービザを却下されないために② - C’est la vie!!これが人生‼︎NZland / Canada
フランスワーキングホリデービザを却下されないために③ - C’est la vie!!これが人生‼︎NZland / Canada
志望動機作文
恐らく申請書類の中で一番大事だと思われる志望動機作文!!
この出来栄えは確実に審査結果に関わってくる!
ワーキングホリデーの目的意識
ワーキングホリデービザは、フランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交および理解を深めることを目的としているので、「バリバリ働きたい」「恋人に会いに行きたい」「○○を専門的に学びたい」「1年間学校に通ってフランス語を極めたい」「移住の足がかりにしたい」なんてことを匂わせては絶対ダメ。
働きたいなら就労ビザ、勉強したいなら学生ビザとりなさいよ!ってことになってしまう。
とくに前回書いた通り、調理系、美容系の職歴を持つ人たちは審査を通りにくい傾向があるので注意しなければならない。
調理系なら「星付きレストランでフランス料理を学びたい」から「フランスの食文化に興味があるから、各地を巡っていろんな料理を食べて見たい」、美容系なら「パリの有名サロンで働きたい」から「パリジェンヌのファッションに興味がある。」など、ちょっとマイルドに。
ちなみに「フレンチレストランで働くようになってフランス料理に興味を持った」と書いて受かった知人がいるので、別に嘘を書く必要はないはず。
でもそもそも、わたしもガッツリ仕事をしたい人にはワーキングホリデービザを申請して欲しくない!
そういう人たちのせいで、純粋にワーキングホリデーを楽しみたい人たちまで疑いの目で見られてしまう一面があるから。
ネットに漂っている情報たち
- フランスの何に興味があるか、その理由
- 滞在中にやりたいこと、具体的に(興味があることに絡めて)
- 観光をする予定であること(どこに行って何を見たい、やりたいか)
- 語学学校はコミニュケーションのため(メインではない)
- 仕事はあくまでも生活費、旅費のため(メインではない)
- ワーキングホリデーを通してどんな自分になりたいか、周りにどんな影響を与えたいか
- 1年間で日本に帰る意思表示(日本に帰ったらこの経験をいかして○○したい)
受かった人たちの情報をまとめると、動機作文なんてこんな感じで書いていけば大丈夫!やったねラクショー!(^O^)
なのか!?本当に大丈夫なのか!!!???
だって私もこうやって書いた!丁寧に!そして落ちた!3回もね!!
失敗例1、2回目
もはや何が悪かったのかわからないので、私が書いた動機作文の内容を書いてみる。
フランスの何に興味があるか、その理由
食文化に興味がある。今まで食べてきたたくさんの国の料理のなかフランス料理が一番好き。
食に関わる仕事をしていたが、フランスの食文化について無知な自分に気がついた。
○年前に旅行でフランスを訪れた時、歴史ある建造物やたくさんの美術作品をみて感動した。
滞在中にやりたいこと、具体的に(興味があることに絡めて)
各地方を巡って美味しいものを食べたい。フランスの食文化やそれが根付いた理由を知っていきたい。
美術館や歴史的建造物をみて回りたい。
観光をする予定であること(どこに行って何を見たい、やりたいか)
ボルドーへ行ってワイナリーの見学
○○祭りを見たい
モンサンミッシェルへ行きたい
いろんなマルシェで買い物したい etc
語学学校はコミニュケーションのため(メインではない)
最初の2、3ヶ月は語学学校に通って現地の人とフランス語でコミュニケーションできるようになりたい。
仕事はあくまでも生活費、旅費のため(メインではない)
語学学校を終えたら、カフェなどの仕事を探して後半の旅費を稼ぎたい。
フランス人のいる職場で働くことで、フランスの人々の仕事に対する姿勢や生活、仕事と地域の結びつきを知りたい。
ワーキングホリデーを通してどんな自分になりたいか、周りにどんな影響を与えたいか
日本では経験できない物事を通して、広い視野で考えられるようになりたい。と同時に日本のいい文化をフランスの人に知ってもらい、興味を持ってもらいたい。
1年間で日本に帰る意思表示(日本に帰ったらこの経験をいかして○○したい)
日本へ帰ったら、また食の仕事をしてフランスの食文化などについて学んだことを伝えて行きたい。
もっと多くの日本人にフランスに興味を持ってもらうキッカケにしたい。
失敗例3回目
前回と変更した点、追加で書いた点は青で。
フランスの何に興味があるか、その理由
フランスの食文化に興味がある。今まで食べてきたたくさんの国の料理のなかフランス料理が一番好き。ワインについても知りたい。
昔から世界の歴史や文化を学ぶのが好きだった。以前フランスを訪れた時には歴史ある建造物やたくさんの美術作品をみて感動し、もっと多くのもの見てみたいと思った。
1年間カナダのケベック州にいたが、その時にフランスの人々や食文化、芸術に触れる機会が多くあり、興味は強くなっていった。
滞在中にやりたいこと、具体的に(興味があることに絡めて)
各地方を巡って美味しいものを食べたい。フランスの食文化やそれが根付いた理由を知っていきたい。
美術館や歴史的建造物をみて回りたい。
観光をする予定であること(どこに行って何を見たい、やりたいか)
ワイン農園で働いてみたい。
○○祭りを見たい
モンサンミッシェルへ行きたい
いろんなマルシェで買い物したい etc
(この項目は具体的にたくさん書き出した)
語学学校はコミニュケーションのため(メインではない)
最初の2ヶ月はパリで語学学校に通い、フランス語学習はもちろんのこと、フランスや他の国の人々と積極的に交流して、自分の知らない世界の文化や習慣を知っていきたい。
仕事はあくまでも生活費、旅費のため(メインではない)
ワイン農園で働いてみたい
フランス人のいる職場で働くことで、フランスの人々の仕事に対する姿勢や生活、仕事と地域の結びつきを知りたい。
ワーキングホリデーを通してどんな自分になりたいか、周りにどんな影響を与えたいか
日本では経験できない、本やインターネットではないわからない物事を直に体験して、広い視野で考えられるようになりたい。と同時に日本のいい文化をフランスの人に知ってもらい、興味を持ってもらいたい。
1年間で日本に帰る意思表示(日本に帰ったらこの経験をいかして○○したい)
日本へ帰ったら、仕事などを通してフランスの食文化などについて学んだことを伝え
もっと多くの日本人にフランスに興味を持ってもらうキッカケにしたい。
こうして振り返ってみると特に3回目は滞在計画書と同じく、欲張っていろんな情報を詰め込みすぎたような気が!
「結局あなたは何がしたいの?」と思われたのかも!
予想注意点
必要な情報を的確に詰め込む!
欲張らずに大事な物事に集中して書くべし!?
履歴書
志望動機作文に付いている履歴書は日本語記入でも全く問題ないので、私は日本語で書いた。
経歴はそのまま書いたけどあえて書かなくても良いと思ったことは書かなかった。
先にも言ったように、調理系や美容系は職種的にビザが通りづらいらしいから。
これが原因かはわからないけど、結局私は落ちてしまった。
経歴に嘘を書いて、ビザを取得したひとは本当に沢山いる。
でも国相手に嘘つくってどうなの?
もしもバレたら入国できなくなるんじゃないか?他の国への入国にも影響するんじゃないか?
余計な心配をしなきゃいけないし、そもそも嘘なんて書くべきではない!と言うのが私の気持ち。
経歴を正直に書いても受かった知り合いも何人も知ってるし、結局志望動機作文次第なのかななんて思う。
ビザ取得に向けて
これはあくまでも“3回ビザ申請に失敗した私の失敗例”と“そこからの予想”なので、私の言うことはくれぐれも鵜呑みにしないように!
在日フランス大使館のアナウンスとビザ取得成功者の情報を集めて、最高の申請書類を用意すべし!
ま、落ちたら落ちたで大丈夫!私みたいに今まで考えなかった選択肢が現れるかも!
予想してない面白い人生が待ってるはず
C’est la vie!それもまた人生;)